2011/07/03 (Sun) 餡とくりぃむ

近頃の楽しみといえば読書と間食くらいである。
お菓子ばかり食べて太りはしないかとも、
どうせ誰も見りゃしないとも思う。

さて、今日のお供は夢十夜におはぎであった。
おはぎは昨日頂いたもので、
思いの外餡がたっぷりで満足に食べられた。
ちびりちびりと麦茶とおはぎを食べながら、ページをめくる。
「こんな夜だったねぇ」という台詞に思い当たる節があった。
あれは民俗学の講義だったか。
興味があるはずなのにうつらうつらしながら、
それでもああ、あの話だと一人合点する。
ページをめくる。

それにしても餡というものはいいなと唐突に思う。
クリームのお菓子とかもすきだけど、
たくさん食べると胸焼けする。
そういえば以前はケーキひときれさえ食べきれず、
母や妹に押し付けたものだった。
餡にはそれがない。
きっとそれは植物から出来たものだからでないかと思う。
餡の素は小豆だ。
クリームは牛乳だったり、卵だったり、
肉なるものから作られる。
同じ肉なるものだから、
きっとたくさん食べることは出来ないんだろう。
そんな気がする。
なんていうのをつらつらと考えて、
私はバカだなぁと思った。
ただ、それだけの話だ。