管理人冬灯による日記です。
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追記にもにょもにょと浮かんだネタをとりあえず書きなぐってます。
一応最後の展開まで出来てますが、多分書き上げることはできないので放置します。
またいつかサルベージできるといいな。
文字書きさんを尊敬します。
全世界のクリエーターは本当にすごいと思います。
頑張ろう。
そういえば近くのサンデーでベニヤ板買ってきました。
あと水性テープ買えば水彩始められる…のかな?
バケツを何かで代用しようとおもってるのですが、普通に100均で買おうかな。
何もしないで時が過ぎ去りそうでうおぉぉと思います。
ゼミを何もやってないことを私はそろそろ思い出すべきだと思う。
「どうしよう、あたし、超能力者になっちゃったかもしれない」
深刻な顔をした親友の言葉に、私は「はぁぁ?」と素っ頓狂な声で返した。
すると彼女は馬鹿にされたと思ったのか、もっと真面目な、切羽詰まった目で私に詰め寄り、繰り返す。
「だから、サキ、あたし超能力者になっちゃったの」
今度ははっきりと、超能力者になったと確定して彼女は言った。
私は別に馬鹿にしたわけでも呆れたわけでもなかったので、
落ち着け落ち着けと自分と彼女に言い聞かせながら居住まいを正した。
「ユイが、超能力者?」
確かめるように尋ねると、彼女は大きく頷いた。
途端にボロ、と涙がこぼれだす。
「そう、そうなの。超能力者なの。ど、どうしよう、どうしようサキ、どうしよう」
わぁわぁと泣きだす彼女を小さな子供にするようにあやしながら、私は混乱する頭を整理しようと試みた。
私とユイは家が隣同士のいわゆる幼馴染である。
保育園から今の中学まで、ずっと一緒に生きてきた。
平凡で控えめでちょっと後ろ向きな思考になりがちだが優しいユイは、
いつも私の影に隠れるように、私の傍にいた。
勉強も、運動も並、手先が少し器用なことを除けばとりわけ特技もないそんな彼女が、超能力者?
だった?なった?いつ?どこで?
「ユイ、変な夢見てそのままひきずってるとかじゃないの?」
ぐずりながら彼女は首を横に振る。
「なんか偶然に偶然が重なってそう感じたとか?」
横に振る。
「じゃあ…」
「サキ、ほんとなの、ほんとに超能力者なの。夢じゃないの、だって痛かったもん」
ユイが握っていた左手を開くと、小さな手のひらに赤い粒が浮いていた。
どうやらシャーペンか何かでぐさりとやったらしい。
「こういうときはほっぺつねるくらいにしときなよ…」
私は絆創膏を取り出そうとして、それじゃ足りないと考え直し、とりあえずハンカチで止血することにした。
内心、いつものユイらしいところを見つけてホッとしながら。
「あたし、」
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